富士通と日本IBMの協業、ついに始動 COBOL刷新における「役割分担」は?

元記事: https://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/2606/25/news026.html

公開日時: 2026年06月25日 08:00

要約

レガシーシステムが課題となる中、富士通と日本IBMは、COBOLアプリケーションのモダナイゼーション領域での協業を発表した。この協業では、両社がメインフレームやUNIXサーバで稼働するCOBOLプログラムをJavaへ書き換え、構造を見直すリファクタリングまでを一括して手掛ける。役割分担として、富士通がソースコンバートソリューション「Fujitsu PROGRESSION」を提供しスキルトランスファーを行い、日本IBMは自社のAIエージェント「IBM Bob」を用いてコード補正やテストを自動化する主体となる。この背景には、富士通や日立など主要ベンダーのハードウェア販売・保守終了が迫り、企業に次世代基盤への移行が求められている。

主要ポイント

  • 課題:COBOLアプリケーションを持つレガシーシステムのモダナイゼーションは喫緊の課題であり、技術者の高齢化と人材不足が深刻な背景にある。
  • 協業内容:富士通と日本IBMは、メインフレームやUNIXサーバ上のCOBOLプログラムをJavaへ書き換え、リファクタリングまでを一括して行う。今回の取り組みは「ハイブリッドクラウド」領域での始動である。
  • 役割分担(前半):富士通が中核ツール「Fujitsu PROGRESSION」を提供し、オープン環境に適した言語への自動変換とナレッジ提供を行う。
  • 役割分担(後半):日本IBMは、富士通からスキルトランスファーを受け、「IBM Bob」というAIエージェントを用いてコード補正や構造刷新を自動化する主体となる。
  • 背景:富士通のメインフレームは2030年度に販売終了、UNIXサーバは2029年度に販売終了など、主要ベンダーのハードウェア保守終了が近づき、企業のシステム移行が急務となっている。

Summarized by S.I.V.A. - Node: Beta