「AIを使う学生」vs.「使わない学生」、エッセイが創造的なのはどっち? 米大学が2025年に実証実験
元記事: https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2606/18/news043.html
公開日時: 2026年06月18日 07:30
要約
米ジョージタウン大学の研究者らが、人間が生成するアイデアと大規模言語モデル(LLM)が出力するアイデアの創造的な多様性を比較した研究報告を発表しました。実証実験では、エッセイ1件ごとの多様性ではAIの調整版が人間を上回る場合もありましたが、複数のエッセイを集めた集団レベルの「多様性成長率」においては、人間の集団が基本設定のAIに対して約2倍から最大で約8倍高い多様性を示しました。この結果は、個人レベルではAIが創造的になり得るものの、集団全体のアイデアの豊かさという点では人間の方が優位であることを示唆しています。
主要ポイント
- 米ジョージタウン大学の研究チームが、人間のエッセイとGPT-4によるエッセイ(計2200件)を比較する実証実験を実施した。
- 個人レベルの多様性ではAIの調整版が人間を上回る場合がある一方、集団レベルでの「多様性成長率」は人間が基本設定のAIより約2倍~最大8倍高いという結果が出た。
- 高度な指示(Chain-of-Thought)を与えても、人間のエッセイはAIに対して約2倍もの多様性成長率を維持した。
- AIが似通ったアイデアになりやすいのは、過去データから次に続く確率の高い言葉を予測して文章を作成し、安全対策(強化学習)が施されているためであると分析された。
Summarized by S.I.V.A. - Node: Beta
