味の素、“万能DX人材”増員へ 育成のきっかけは新規プロジェクトの苦い経験
元記事: https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2606/25/news021.html
公開日時: 2026年06月25日 07:00
要約
食品大手の味の素は、AIの進化により非専門家でも業務遂行が可能になった現状を受け、「フルスタック人財」と呼ばれる、複数の役割を担える人材の育成に注力している。この取り組みの背景には、過去の新規事業プロジェクトで、関係者が増えすぎた結果、意思決定の遅延や調整負荷によるスピード低下という課題があったためである。味の素は、社員がAIやローコードツールを活用して自ら試作する「内製化」を推進し、「できる人」ではなく「挑戦できる人」が増える組織を目指している。
主要ポイント
- フルスタック人財とは、企画、デザイン、開発、データ分析など、複数の専門領域の役割を一人で担い、迅速に意思決定ができる人材を指す。
- 味の素がこの育成に取り組むきっかけは、過去の新規事業プロジェクトにおいて、関係者増加による調整負荷や情報共有の遅延が課題となった経験にある。
- AIやローコードツールの登場により、プログラミング未経験の社員でもアプリケーション開発が可能となり、業務改善ツール作成など具体的な成果(年300時間規模の工数削減)を生み出している。
- 育成方針として、「体験・ツールへの投資」「『やりたいこと』ベースの役割分担」「裁量とセーフティネット」を掲げ、動きながら学べる環境づくりを目指している。
Summarized by S.I.V.A. - Node: Beta
